牡丹の咲く頃 2008/5

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中国人部下の扱いについて

投稿日時:2008/05/25(日) 13:42

先日、北京で管理職に就かれておられる日本人の方とお話する機会があった。

とある方は、中国人の部下とのコミュニケーションを密にし、仕事が終わった後一緒に飲みに行ったりカラオケしたりしていたそうである。
その結果、部下との関係は近くはなったのだが、あまりに近くなり過ぎ、部下に対してあれこれ言っても言うことを聞かなくなってしまった、そうである。

関係が上下ではなく完全に横になってしまった、ということで、これはうちの会社でも同様な現象が起こっている。

うちの会社の場合、一番上はドイツ人だが、その下の管理職は全員中国人であり、直接管理するのは中国人となる。しかしながら、同じ中国人同士でもこの上下関係の構築には手を焼いてるようだ。

例を挙げれば、うちの会社の多くの中国人部下は遅刻してくる。それに対して中国人上司がしかっても、悪びれた素振りさえも見せずに「まー、できる限り努力はします」で終わらせてしまう。
上司もそれ以上の努力はしない。

で、結果、遅刻が常習化してしまうのである。

アジア人の部下を持つと大変だ!
こんな記事を見つけたのですが、やはり中国人を管理するのは大変なようです。

中国黒龍江省牡丹江市への旅

投稿日時:2008/05/25(日) 13:23

中国山東省威海から黒龍江省牡丹江まで
中国山東省威海から黒龍江省牡丹江まで

ちょっと話はさかのぼるが、2007年7月21日に中国人妻の実家である、山東省栄成市内のホテルで結婚式を挙げた後、私は妻、妻の母親、弟夫婦と一緒に黒龍江省牡丹江への旅に出かけた。滞在日数は大体10日間くらいだっただろうか。(妻の父親は仕事が忙しく行けず)

なぜ黒龍江省牡丹江にわざわざ足を運んだのかというと、そこに妻の父親の実家と多くの親戚がおり、簡単な披露宴を催すことになっていたからである。

まず威海から船に乗り大連へ。大連から列車(火车)に乗り換え目的地の牡丹江に到着した。
威海を出たのが夜9時。目的地に到着したのが2日目の朝6時くらいだったので、大連での列車乗り換え時間(8時間)を除くと合計25時間にもなる。
やはり中国はでかい!!

牡丹江駅から車で40分くらいの郊外に実家があった。7、80年代は自動車等のタイヤ製造で潤っていたそうだが、今は完全にさびれてしまっている。その当時から時間がとまったかのような古い町並が残っていた。

中国人妻の両親が結婚当初暮らしていた家
中国人妻の両親が結婚当初暮らしていた家。今は別の人が住んでいる

妻の父親のご両親(祖父母)も90歳近くなのだが、今でもご健在だった。すごい。
この牡丹江で生まれ育ちそして今でも生活し続けている。

この牡丹江は日本がかつて満州を建てた地域であり、祖父は学校に通っていた頃日本語を学んだらしく、今でも日本語を少しだけ話せるらしい。
ということで、日本語を話してもらったら開口一番「大日本帝国万歳!」と流暢に話され、周囲にいた親戚一同は大笑いしていたが、私はさすがに笑えず、過去の歴史を想い深刻になってしまった。

また、母親の友人の話では中国残留孤児として残された日本人が近所にもたくさんおられたとかという話も伺いました。

中国黒龍江省牡丹江郊外にあるお墓へ続く山道
中国黒龍江省牡丹江郊外にあるお墓へ続く山道

母親のご両親が眠るお墓がこの父方の実家近くにあるそうなので、行ってお墓参りをすることになった。
先ほどの祖父の発言のこともあり、心を込めて深刻にお参りしようと出かけた。

お墓をお参りするという風習は仏教からなのか分からないが、中国でも(少なくとも妻の家で)宗教的な風習が残っていることがとても新鮮に感じられた。

実家の近所でお経がかかれた紙(新聞紙よりも大きく分厚い)を買い、山道を歩く。日本のようなお墓のように整備は全くされているわけではない。土が大きく盛られた一角が母親のご両親のお墓なのだそうだ。

お墓参り。お経が書かれた紙を燃やした
お墓参り。お経が書かれた紙を燃やした

観光にも行ったのだが、牡丹江から5、60キロ南西に行ったところにある鏡泊湖と言われる湖である。聞くところによると世界で2番目に標高の高い位置にある湖だそうである。

この湖周辺には魚料理店が並び、釣れたてかなり大きな魚を調理してくれる。かなり豪快でした。

中国黒龍江省牡丹江と鏡泊湖の位置関係
中国黒龍江省牡丹江と鏡泊湖の位置関係

私たちが行った時は曇っていて、残念でした。

中国黒龍江省鏡泊湖(&#38236;泊湖)
中国黒龍江省鏡泊湖(镜泊湖)

今日の社内メール(中国外資系企業)

投稿日時:2008/05/23(金) 19:43

私が勤めている会社はドイツ資本のIT企業であり、中国法人のトップはドイツ人で、各部門のリーダーもドイツ人が担当している。

ドイツ本社や他国支社との情報共有など様々な要因から社内共通言語は英語。社内文書、社内メール等すべてが英語である。

と言っても、中国人同士のコミュニケーション、私が中国人とコミュニケーションの際には、当然ながら中国語が使われている。

数ヶ月前には、我が部門長の号令により、毎週金曜日が「英語の日」と勝手に定められ、電話対応以外は英語を使うことが義務化されたが、今に至っては部門長を含め誰もが忘れてしまっている。

それはいいとして、今日うちの総務の担当者から社員全員に送られたメール(英語)がちょっと面白かったので紹介。

件名:社員の皆様ご注意ください

本文:
社内フロアに敷かれたカーペットは会社の財産です。
最近カーペットが汚くなってきました。ミルクやスープを飲むときはカーペットの上にこぼさないように十分に注意してください。
以上。

小学生レベル。。。

中国大手サイトも追悼の意で白黒に

投稿日時:2008/05/21(水) 08:40

2008年5月12日14時28分、中国四川省で発生した巨大地震で被害にあった人々のために、中国政府は19日から21日までの3日間を全国追悼の日と定めた。
これに伴い中国国内の大手サイトでも画面を白黒表示にし、追悼の意を表している。

他にも、、

今日は職場で黙祷

投稿日時:2008/05/19(月) 22:31

今日午後14時28分から3分間、職場で黙祷を捧げた。それは今回中国四川省汶川県で発生した大地震で亡くなった人々への追悼の意を込めたものである。私と一人の中国人を除いた全ての社員が大会議室に集まり、黙祷した。(もし電話とかあったら出ないといけないので。。)

この時間、中国全土が喪に服した。北京の市内では乗用車のクラクションの音がこだました。

私はもう一人の中国人の社員とデスクで黙祷を捧げた。

この大地震で亡くなられた全ての方々に心からご冥福申し上げます。

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